友人のメール三日目
05 05, 2012

GW (前半戦)のボランティアも今日で終わり。活動報告じゃい。
6:30起床→掃除→各自朝食→8:30ミーティング。昨日と同じような流れでしたが、ミーティングの時、センター長にはまた泣かされてしまいました。
昨日、センター長は、ボランティアは、できる人が、できる時に、できることをすることなのだと言われましたが、今朝はそれに加え、できる時は正に今なのです。小高(おだか:4/16に警戒区域が解除された区。震災から時間が止まっている場所)で活動できるようになった今、私達が被災者の心のトゲを抜いてあげないといけない。同情ではなく、苦しみを分けあうのです。みなさんは被災者の心の光なんです。と言われました。私は、涙と鼻水が止まりませんでした。でも、涙を拭いたり、鼻水を吸うと、泣いているのバレるので、鼻水も垂れ流し状態で、正直参りました。まったく、あのセンター長(松本さん)にはやられました。
そして、これを聞いた後、私の中には小高で働きたいという思いが強くなり、ヘルメットをかぶり真っ先に志願したのですが、他のボランティアも思いは同じらしく、希望者多数で、私は別の現場にいくことになりました。残念ですが、ボランティアが被災地を選ぶのはおかしいとヨメさんにも指摘され、反省して鹿島区の水田のガレキ撤去に向かいました。
水田のガレキ撤去作業は、津波でガレキやヘドロが50㎝堆積した水田で、スコップで土砂をかき揚げてガレキを撤去する単調な作業ですが、昨日までの疲労もあり、作業終了状態には、握力がなくなっていました。
16:15、新幹線の時間が迫ってきたので、私達は慌てて、センターを出発し、なんとか福島発18:03の新幹線に乗ることが出来ました。
今回の活動でたくさんの方と出会い、心が洗われる思いをしました。明日からの日常生活、この気持ちを忘れないようにしたいものです。そしてなんとしても、5/3昼にはかかえている仕事を終わらせ、夜にはセンターに戻って、後半のボランティア活動をしたいと思います。
活動報告読んでもらってありがとうございました。
(写真はセンターの前でヨメさんと撮ってもらったものです)
土橋傑
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